毎年田んぼに水が入る時期のみ設置しています。この段差をつかって、フナ・ナマズ・コイなどたくさんの魚が遡上してくるのです。魚たちの華麗なジャンプをぜひ見に来てください!
『ヴォワイアン』とはフランス語で「見る人」のとおり、“見られる像”でなく、それ自体が何かを“見る像”です。現在も南九州に残る「タノカンサ―」(田の神)のように、田んぼの岸で琵琶湖を向いて座るヴォワイアンは、いったい何を見ているのでしょうか?
ここでは目に映る風景だけでなく、地球環境や、人と自然のコラボレーションである農の営みをも見つめているのかもしれません。
(成安造形大学 今井祝雄 名誉教授寄贈)
むかし須原は、いたるところにクリーク(水路)があり、生活用水としても使われていました。もと水路だったところの多くは、今は道路になっています。この写真は現在の須原自治会館の前あたりで撮られたものです。周りの風景と見比べてみてはいかがでしょう。
須原の氏神さん苗田神社の鳥居横には「勧請縄(かんじょうなわ)」があります。勧請縄は地方によって様々な形があるようです。厄から集落を守る勧請縄は、須原の集落の北の端を守ってくれています。 毎年1月10日の「十日神事」で新しいものに取り替えられます。