平成28年8月26日~28日、栃木県小山市白鳳大学にて
第4回生物の多様性を育む農業国際会議 (ICEBA)2016が開催されました。
滋賀県からは、嘉田由紀子先生、サポーターの青田さん、
せせらぎの郷代表の堀の三人が出席させていただきました。
先進県の一つである栃木県にて、意欲的な活動を展開する小山市が取り組んでいる、
生物多様性を育む農業の成果を確認し、今後の行く末を展開する目的です。
田んぼと生物多様性に関心がある農家・市民の方をはじめ、
海外からは、韓国、ブータン、フィリピン、インド、ウガンダの皆さんが広く参加され、
議論、情報交換が行われました。
二日目のエクスカーションではNPO法人 民間稲作研究所さんの有機農場に参加させていただきました。
ヒエ等の草が一本もなく、カメムシ等の病害虫被害もないということ、
田植え後、一回も田んぼへ入らず栽培管理をしている点にとても驚きました。
省力・低コストの循環型有機農業の技術開発もされ、収益も上がっているそうです。
我々も少しでも有機農業を学び、生物多様性を育む農業の確立を目指すよう、
推進していきたいと思いました。
おやま宣言が参加者全員一致で採択され終了しました。小山市の皆さん、
ラムサールの方々はじめ、関係者の皆さん、大変お世話になりました。